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【岸和田競輪 第77回高松宮記念杯競輪GⅠ&第4回パールカップGⅠ】競輪放浪記《第33回》プロ雀士・滝沢和典(アオケイ紙面掲載コラム)

2026/06/16

 6月と言えば「高松宮記念杯競輪GⅠ」が開催される華やかな季節ですが、同時に「代謝」の時期でもあります。

 競輪にこの代謝制度があるように、麻雀プロリーグ「Мリーグ」のチーム、選手間の契約にも終わりがあります。2季連続でレギュラーシーズン敗退となると強制的にメンバーを入れ替えなければならない、というルール以外にも、各オーナー企業の判断で契約満了となることもあります。

 先日、全チームの契約更改が終わり、去り行く選手を惜しむ声や、新たに加入する選手への期待感など、ファンの間からも様々な声が聞こえてきます。

 プロの世界は結果が全てであり、限られた席を争うのは当然のことです。単年契約の選手がほとんどだと思いますが、私自身も「自分もいつの日か契約を打ち切られることになる。後悔のない様に全力を尽くそう」と、毎年この時期になると、我が身を省みて身が引き締まる思いになります。

 一方、競輪における基準は非常に明確です。男子選手の場合、2期連続で競走得点が70点未満、かつ3期の競走得点の平均が70点を下回った選手がその対象となります。

 一走、一着順の重みが、そのまま選手生命の長さに直結するこの時期は、ボーダーラインを巡る凄絶な「勝負駆け」が各地のレースで繰り広げられます。ベテラン選手が、競走得点を少しでも上げるため、死に物狂いでしのぎ合う姿には、車券の損得を超えた人間のドラマがあり、見ていて胸を打たれます。

 見ている側にとってはドラマチックですが、戦う当事者にとってはまさに生活とプライドを懸けた死闘そのものです。しかし、だからこそ私たちは、ファンの皆様に嘘偽りのないリアルな「勝負」をお届けできているのだとも感じます。

 一戦、一走に魂を込め、後悔のない闘いを見せ続けてくれるはずです。高松宮記念杯競輪GⅠの頂上決戦はもちろん、生き残りを懸けて戦う期末の選手たちの熱い闘いにも、ぜひご注目ください。

〈左:滝沢和典〉

滝沢 和典 プロフィール

競技麻雀のプロ雀士。

日本プロ麻雀連盟所属。

MリーグではKONAMI麻雀格闘倶楽部に所属。

愛称はタッキー。

キャッチフレーズは「越後の奇跡」、「麻雀バガボンド」

生年月日: 1979年12月6日 (年齢 46歳)

血液型:B型

出生地: 新潟県長岡市

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