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開設76周年記念水戸黄門賞GⅢが6月27日に取手競輪場で初日を迎える。地元の吉田拓矢に眞杉匠の栃茨S班コンビが注目を集めそうだ。ただ、寺崎浩平や南修二の近畿連係も強力でこちらからも目が離せない。
栃茨S班が主力だが他も好勝負!

3月のワールドサイクリスト支援競輪に続く取手競輪今年2度目のGⅢ開催となる「開設76周年記念水戸黄門賞GⅢ」が27日に開幕する。
何といっても注目は2年ぶりの地元記念Vを目指す吉田拓矢だろう。今年は決勝9着に終わったリベンジを狙う大会でもある。盟友ともいえる眞杉匠とのS級S班タッグで他地区に大きく立ちはだかる。そして今回、吉田拓にとっては吉田有希の存在も走りに大きな影響を及ぼすかもしれない。弟の有希がこの大会を最後に、岐阜支部への移籍を発表した。まだない夢の兄弟連係へ、高松宮記念杯競輪GⅠで実現しなければ今回がひとまず同支部としてはラストチャンスになる。「兄の前で走るのが選手になる前からの夢だった」と話す有希は、是が非でも実現したいだろう。高松宮記念杯競輪で競走得点を大幅に上げて初日特選スタートが叶えば、初日から一緒に戦える可能性がある。決勝に進めば、最高の舞台で兄弟連係が実現するだろう。

S級S班は吉田拓、眞杉以外にも寺崎浩平と南修二の近畿コンビがいる。宇都宮記念で眞杉のVを阻んだ寺崎が、再び関東の地で暴れるかもしれない。

吉田兄弟以外にも地元勢は強力メンバーが集結した。地元記念V実績がある吉澤純平と武田豊樹に、山岸佳太、佐藤礼文、鈴木謙太郎、山下渡、朝倉智仁、橋本壮史と総勢10人が参戦。吉田ブラザーズに負けじと地元記念を大いに盛り上げてくれるだろう。

ここからは地区別に有力選手を紹介しよう。
北日本勢は新田祐大が復調ムードなのが大きい。成田和也や飯野祐太に、櫻井祐太郎、永澤剛、内藤宣彦、星野洋輝の奮闘にも警戒したい。

関東勢は地元や眞杉以外にも杉浦侑吾と宿口陽一がいて層を厚くする。

南関東勢は松戸記念の代替開催で当地GⅢ優勝歴がある岩本俊介や、小原太樹、和田真久留もV候補に名を連ねる。戦法の幅を広げている道場晃規や、点数を上げている齋木翔多も侮れない。2月松戸の誘導員早期追い抜きでレースから遠ざかっていた新村穣は今回が復帰2節目。復帰節の京王閣の動きをしっかりとチェックしておきたい。3月に特別昇級した127期の丸山留依は今回が初のGⅢ参戦。持ち前のスピードがどこまで通用するか楽しみだ。

中部勢はS1戦士が岡本総、山田諒、皿屋豊の3人。近畿勢も東口善朋と神田紘輔の2人だけ。S班の寺崎と南に期待が集中するのは否めないか。2月に特別昇級した125期の久田朔は、徐々にS級でも好走が増えてきており、軽視は禁物だろう。

中国勢は大川龍二、四国勢は香川雄介、橋本強、佐々木豪のS1勢が上位進出を狙う。

九州勢は山田庸平を筆頭に、園田匠、井上昌己、阿部将大、松岡辰泰、松本秀之介と実力者が揃っている。

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